サステナブル投資
持続可能な開発目標(SDGs)
国連が持続可能な開発目標(SDGs)を採択して以来、投資家の間で、リターンを生みつつこれらの目標の実現に貢献できる投資への関心が高まっています。ロベコは他の資産運用会社に先駆けて、多様な投資ポートフォリオに適用することを目指し、SDGsへの適合をマッピングし計測するフレームワークを構築しました。
マッピング、計測、モニタリング
ロベコは、光栄にも、サステナブル投資の調査分析を開発し推進してきた先駆者として評価されています。SDGsとビジネスの関わりを評価する独自のフレームワークも、いち早く構築しました。トップダウンによる業界固有の基準と、ボトムアップによる企業固有のデータを組み合わせることによって、SDGsに対する企業の貢献度を評価することが可能になりました。SDGスコアは、幅広い資産クラスにおいてSDGsに適合した投資商品を開発するために利用できます。
ロベコが、革新を追求しサステナブル商品やサービスを拡充してきた長年の実績は、運用チーム、アクティブオーナーシップ・チーム、サステナビリティ・リサーチ・アナリストの緊密な連携の成果と言えます。これが、2018年には、他の運用会社に先んじてSDGsに注目したクレジット戦略の設定につながりました。
調査分析
SDGsとビジネス
企業のスコア
トップダウンによる業界固有の基準と、ボトムアップによる企業固有のデータを組み合わせることによって、企業のSDGsに対するプラス、マイナスの貢献度を評価することが可能になりました。
サステナブル投資オープンアクセス・イニシアティブ(英文)SDG戦略
SDGを選択:
貧困をなくそう
飢餓をゼロに
すべての人に健康と福祉を
質の高い教育をみんなに
ジェンダー平等を実現しよう
安全な水とトイレを世界中に
エネルギーをみんなに そしてクリーンに
働きがいも経済成長も
産業と技術革新の基盤をつくろう
人や国の不平等をなくそう
住み続けられるまちづくりを
つくる責任 つかう責任
気候変動に具体的な対策を
海の豊かさを守ろう
陸の豊かさも守ろう
平和と公正をすべての人に
パートナーシップで目標を達成しよう
SDG投資戦略
SDGsがサステナブル投資の青写真を提供
スコアリング手法
SDGsは17の目標と169のターゲットを掲げ、非常に幅広い課題を網羅しています。なかには互いに逆方向の効果を持つものも含まれます。ロベコ独自のSDG評価フレームワークは、3段階アプローチに基づいて、課題に取り組むための明確で客観的な一貫性のあるガイドラインを提供します。アナリストはこのフレームワークを用いることによって、企業が1つまたは複数のSDGsに対してどの程度プラス、マイナスのインパクトを与えているのか分析することが可能になります。
3段階の分析の結果は、独自のSDGスコアリング手法で定量化します。SDGsに対する貢献(ポジティブ、中立的、ネガティブ)と貢献の度合い(高、中、低)に基づいて、すべての企業にSDGスコアを、「-3(極めてネガティブ)」~「0(中立)」~「+3(極めてポジティブ)」の範囲で付与します。
さらに表示全面的な情報開示
SDG投資の大きな利点として、スコアリング手法を活用することによって、投資ポートフォリオがSDGsに与える貢献度を実際に示すことが可能になります。
インパクトの全面的な計測には複雑性が伴いますが、ロベコのSDGスコアは、企業が社会や環境にもたらすプラス、マイナスの貢献度を評価するための堅固な基盤となります。これにより、サステナブル投資の成果に則した投資ポートフォリオ構築が実現し、投資サイクルの節目に報告することが可能になります。